カスタムフィールド、カスタム投稿タイプ、カスタムタクソノミーの使い分け

カスタムフィールド、カスタム投稿タイプ、カスタムタクソノミー、それぞれの役割や使い分けについてまとめていきます。

カスタムフィールド

例として、不動産サイトであれば「室内画像」「間取り」「面積」「最寄駅」「駅からの時間」など、記載する内容は決まっています。その場合、カスタムフィールドに入力することで、効果的なサイト運用が可能になります。
・入力する内容が明確なので、入力の忘れがなくなる
・テンプレートに定義しておくことで、編集画面での入力を不要にすることもできる

カスタムフィールドの使い方

「カスタムフィールド」を追加することで、「メタデータ」と呼ばれる任意の情報を含めることができます。

メタデータの例(名前:値)
現在のムード: 幸せいっぱい
今読んでいる本: 星の王子様
BGM: Rock Around the Clock
今日の天気: 晴れ

一般的には、固定された「名前」に対し、記事によって異なる「値」を記入します。
また、ひとつの記事で、複数のメタデータの名前を使用することもできます。今読んでいる本が2冊ある場合、「今読んでいる本」という名前を2度使うことができます。

カスタムフィールドを記事内に表示するには、色々なやり方があります。
以下のコードを記事に記載することで、記事に含まれる全てのカスタムフィールドを表示します。

<?php the_meta(); ?>

カスタム投稿タイプ

カスタム投稿タイプは自分で作れる新しい投稿タイプです。

不動産のサイトで「カスタムフィールド設定済み」の場合でも、通常の投稿を入力したい場合があります。その場合は「カスタム投稿タイプ」で複数の「投稿メニュー」を用意しておくと便利です。

カスタム投稿タイプ

カスタム分類・カスタムタクソノミー

複数カテゴリーを、わかりやすく整理するような分類手段です。

例として
・路線
 山手線
 中央線
 京浜東北線
・間取り
 1K
 1DK
 2DK
 2LDF
 3DK
 3LDF
といった分類です。通常のカテゴリーでも不可能ではありませんが、煩雑になっていましますよね。セレクトにも時間がかかりますし。

「カスタム分類」は、「カテゴリー分類」を独自に追加していくような機能です。
また、分類ごとの一括表示も簡単にできます。

カスタム分類
例えば、いろいろな種類の動物を、特徴ごとに分類して各グループに名前をつけるようなものです。
WordPress では、「分類(タクソノミー)」は投稿(またはリンク、カスタム投稿タイプ)をグループ化するための仕組みのことです。
分類内のさまざまなグループ名を「terms(項目)」 と呼びます。 動物のグループ化を例に取ると、あるグループを「鳥」、別のグループを「魚」と名づけるでしょう。 「鳥」や「魚」は、分類内の項目です。 WordPress の例で言うと、あるカテゴリーやタグ(次の項目を参照)が項目となります。

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