JavaScriptの基本について

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JavaScript(ジャバスクリプト)とは、プログラミング言語のひとつである。Javaと名前が似ているが、全く異なるプログラミング言語である。
JavaScriptはプロトタイプベースのオブジェクト指向スクリプト言語であるが、クラスなどのクラスベースに見られる機能も取り込んでいる。
ウェブブラウザ上で動作し動的なウェブサイト構築やリッチインターネットアプリケーションの開発に用いられる。また、2010年以降はnode.jsなどのサーバサイドJavaScript実行環境や各種ライブラリの充実により、MEANに代表されるように、Web開発の全ての領域で活用されるようになってきている。

特徴

JavaScriptはプロトタイプベースのオブジェクト指向プログラミング言語で、それに分類される言語同様、静的にクラスを定義すること無くオブジェクトを利用する。多くの場合はC言語に似た手続き型言語のようなスタイルで書かれるが、第一級関数をサポートしており関数を第一級オブジェクトとして扱えるなど、関数型言語の性質も持ち合わせている。そのような柔軟な設計から、いくつかのアプリケーションではマクロ言語としても採用されている。例えばAdobe Acrobatは、JavaScriptによるマクロ機能を搭載している。

基本的な文法

JavaScriptの変数は var, letおよびconst キーワードを使用して宣言できる。

var x; // 変数xの宣言。値が未指定のため、特殊な値である undefined が入った状態となる。
var y = 2; // 変数yの宣言。同時に 2 が代入される。

(上記例のスラッシュ2文字以降はコメントである)

JavaScriptの記載方法

HTMLページの中に書く

<script>

  // ここにJavaScriptを記載

</script>

.jsファイルを外部に用意

「script.js」という.jsファイルを用意した上で、ページには以下のように記述します。

<script src="script.js"></script>

ハンドラー

マウスクリックなど、何らかの動作があった時に発生する。

ボタンが押される(onclick)と、「YES」とalert表示される例。

<input type="button" value="OK" onclick="alert('YES')">

イベントハンドラ一覧

onBlur:ページやフォーム要素からフォーカスが外れた時に発生
onFocus:ページやフォーム要素にフォーカスが当たった時に発生
onChange:フォーム要素の選択、入力内容が変更された時に発生
onSelect:テキストが選択された時に発生
onSelectStart:ページ内の要素が選択されようとした時に発生 ※IEのみ
onSubmit:フォームを送信しようとした時に発生
onReset:フォームがリセットされた時に発生
onAbort:画像の読み込みを中断した時に発生
onError:画像の読み込み中にエラーが発生した時に発生
onLoad:ページや画像の読み込みが完了した時に発生
onUnload:ウィンドウを閉じた時、他のページに切り替えた時、ページをリロード(更新)した時に発生
onClick:要素やリンクをクリックした時に発生
onDblClick:要素をダブルクリックした時に発生
onKeyUp:押していたキーをあげた時に発生
onKeyDown:キーを押した時に発生
onKeyPress:キーを押してる時に発生
onMouseOut:マウスが離れたした時に発生
onMouseOver:マウス乗った時に発生
onMouseUp:クリックしたマウスを上げた時に発生
onMouseDown:マウスでクリックした時に発生
onMouseMove:マウスを動かしている時に発生
onDragDrop:マウスでドラッグ&ドロップした時に発生 ※NN4のみ

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